中古物件を探す「中古物件の見方」③瑕疵|中古住宅購入を成功させるならスタイルオブ東京

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中古物件は怖い。

何が怖いのかといえば「瑕疵」ですね・。

瑕疵っていうのは、雨漏り、シロアリ、給排水の不具合、構造の問題です。

買ってから雨漏りしたり、シロアリが柱を食べていたりすれば当然直さなくては住めません。

大体「瑕疵」は見た目にはわからないものだから怖いんですね。

でも、瑕疵の対処さえ分かっていれば大丈夫!怖くありません(*^^)v

まず、瑕疵は誰の責任か?

不動産の売買契約では基本的に、売主が個人の場合は3か月、売主が宅建業者の場合は2年間、引き渡し後瑕疵が発見された場合には、売主の責任となります。よって修復費用は売主負担です。

ここで注意が必要なのは、古い戸建を土地代のような金額で販売するので、瑕疵の責任は負わないという条件がついていることがあります。不動産の売買契約の条件は売主、買主の双方が合意すればよいので、よく理解しないまま、瑕疵担保免除で契約してしまい、あとで瑕疵が発見されても、売主には請求ができないということです。

では、瑕疵担保は外さないほうがよいか・・といえば、その分値段が高くなるのであれば一概には言えません。

 

まずマンションですが、基本シロアリって想像しにくいです。シロアリは木を食べます。

マンションであるとすれば室内(区分所有)の給排水管の不具合です。

マンションは共同住宅ですので、雨漏りや構造は瑕疵があっても自分のお金で直すことはなく、瑕疵があれば、管理組会が修理する必要があります。ですから瑕疵に心配がないということではなく、逆に瑕疵があるような管理状態であることの方が不安です。

購入する前にはしっかりと修繕の状態や管理費、修繕費を確認することが重要です。

 

戸建は直せないものはなにもありません。マンションのように入居者の同意がなければなにもできないということではないからです。

しかし、いくらで直せるのか?ということです。

事前にインスペクションができれば、調査をして、もし雨漏りの可能性があれば、いくらで補修できるのかを算段しておけば予算が狂うことがありませんよね。予算に不安であればリフォーム会社に見てもらうこともおススメします。

調査は目視(表面に見える部分)だけなので、壁を壊してみないとわからない部分のリスクヘッジには瑕疵保険がよいです。

目視で問題なければ保険が掛けられますので、購入後不具合があっても保険で直せます。

ということで、物件の状態、条件によってどんな手を打つのかを考えていけば、中古は怖くない!ですよ(*^^)v

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